東京電力は産業再生機構による再建をするべき

更新で合意できない場合は

東京電力によりますと、企業などとの間の契約の約款では、原則、契約が切れた日の翌日から50日間を更新の手続きの期限としています。

この間に更新できない事情を聞いたり、値上げについての理解を求めたりするとしています。

このため来月1日に契約の更新を迎える場合、値上げに合意せず、契約の更新をしないまま電気を使い続けた場合は、最短で5月下旬に電気の供給が止められる可能性があります。

ただ、東京電力は「今回は特別なケースとなるため、約款どおりの対応にするかも検討が必要になる。丁寧に説明を繰り返して、値上げへの理解を求めていく」と話しています。

引用元: 東電値上げ 9割近く合意至らず NHKニュース.

 

だから延命なんかさせちゃ駄目だ。きっちり賠償させて、産業再生機構による再建を目指す理由は以下の3つ。

  1. 原発事故のリスクが明確になり、原発事故の再発防止につながる。それでも原発を稼動させるかどうかは電力会社の経営判断。
  2. 原発事故の責任の所在が明確になる。
  3. 電力自由化のきっかけになり、新技術の開発が見込める。

 

現実的な解として、しばらくは原発を稼動させなければならないが、福島のような事故は防がないといけない。

原発事故1回で経営破綻に追い込まれるかもしれないという危機感が、電力会社を原発事故再発防止の真剣な対策をさせる切り札になる。

 

ざっくりと、福島第一原発周辺から避難した人に納得してもらえるだろう賠償条件を算出してみた。

  1. 原発事故前の土地価格で99年間の貸与契約を結ぶ。(土地の所有権は移転せず、2110年3月には除染が終わった状態で元の土地に住む権利はある)
  2. 慰謝料として、避難対象者一人当たり2000万を支払う。

土地代は平均地価と面積で算出できる。
1平方メートルあたり3万円とした場合、周辺30kmの面積はざっくり1000平方km。半分が海だとして、500平方km。5億平方メートルなので15兆円。

慰謝料の支払い対象が不明なので、原発事故当時の福島県の人口の1/2、約100万人が対象だと仮定する。
その場合、20兆円ほどの慰謝料が必要になる計算。

つまり、東京電力はざっくりと35兆円ほどの支払い義務が生じる。
もちろん東京電力は経営破綻するので、産業再生機構による再建が必要になる。

産業再生機構による再建であれば、一応官僚や元東京電力幹部の干渉がない状態でリストラを実施できるだろうと思われるので、徹底的なリストラを行えば良いと思う。

東京電力そのものは高収益体質だったので、一時的に借金を抱えることになっても、
産業再生機構によるリストラを推し進めれば、いつかは再建できるだろう。

 

また、原発事故直後の停電への反省から電力自由化も推し進めるべきだろう。

いっその事電力先物市場でも作って、最終的に電力を調達するのは 送電部門の責任だが、その値段については市場で決めれば良い。
最終的な値段は先物で決まるので、電力を売った企業には供給責任が生じるし、電力を買った人はその範囲でしか電力を使えない。電力の調整はスマートグリッドを使えば技術的に可能。

  1. もちろん、市場経済で決まるのだから、理論上、電力価格の上限はない。
  2. その値段が高いと感じるなら、発電施設を作って市場からは電力を買わないという選択肢もありだし、電力を売るという選択肢もあり。
    その単位が自治体かもしれないし、家庭かもしれない。
  3. 発電施設市場が活性化する。発電の元になるのは自然エネルギーかもしれないし、火力かもしれない。

電力自由化がおきたら、半導体会社は電力事業に真っ先に参入するだろうね。
電力不足による停電が起きて半導体製造ライン停止が起きるぐらいなら、発電所を建設してでも自力で調達できたほうが有利だし。

 

この場合、送電部門を持っている各電力会社は、電力供給の任があるというデメリットの代わりに、電力市場の胴元になることが出来る。
市場を持っているので、自由に買い取り価格を決めることが出来るし、販売価格を決めることが出来るが送電による手数料には上限ルールが必要。供給責任と電力ロスを考えても上限10%か。

 

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