技術者イジメの弊害と東電の技術者へのエール

原子力関連の専門教育を施し、電力会社や原発関連メーカーなどに人材を提供してきた大学院(工学系)への今春の入学者数が昨年度に比べ、減少していることが7日、分かった。東京電力福島第1原発事故に伴う業界の将来性への懸念などが背景にあるとみられ、関西電力の原発全11基などを抱える福井県の福井大大学院は定員割れの事態に。福島第1原発の事故処理には30年以上かかるとされ、古い原発の安全確保にも技術者は不可欠で、大学関係者は「有能な技術者を絶やすわけにはいかない」と危機感を募らせている。

引用元: 「原発技術者の“卵”、各大学院で減少 将来性懸念か」:イザ!.

 

そりゃあ、あんなイジメにあうなら、私が仮に原子物理学専攻の学生だったとしても、
大学院になんか行かずに別の部門を目指すと思います。
日本においては将来性も無いし。

「原発は100%安全か?」という問いに対して技術を良く知っているが故に、
技術者の知見に基づいて「100%の安全なんかありえない。」って答えると、
「100%安全ではない原発は危険だから廃止しろ」って言い出す人とか。

技術者も人間だから、ミスをすることもあるけど、ミスをした人間の人格まで否定するようなイジメが蔓延るなら、日本は近い将来衰退します。
完全にミスを防ぐ唯一の方法は何もしないことですからね。 何もしないところから発展なんてあり得ない。

文部科学省にお願いがあるのですが、小学校の時から議論の練習をしましょう。

 

以下、http://kd1.blog103.fc2.com/blog-entry-200.html から拾ってきたフィンランドの小学5年生が自分たちで作ったという議論における10のルール。

 

1. 他人の発言をさえぎらない
2. 話すときは、だらだらとしゃべらない
3. 話すときに、怒ったり泣いたりしない
4. わからないことがあったら、すぐに質問する
5. 話を聞くときは、話している人の目を見る
6. 話を聞くときは、他のことをしない
7. 最後まで、きちんと話を聞く
8. 議論が台無しになるようなことを言わない
9. どのような意見であっても、間違いと決めつけない
10. 議論が終わったら、議論の内容の話はしない

 

 

日本人だと、大人でもこれが出来ない人が多いです。

それどころが、自分で決めたルールを守らない人すら多いですから。

 

 

また、私は東京電力の現場で働く技術者にこんな言葉を送りたいです。

  1. 貴方達が技術者としての良心に従う限り、原発事故を起こしたことに対して貴方達の人格を否定することはしません。
  2. 技術者の良心に従って、今回の大地震を想定した事故再発防止策を考えてください。
  3. 事故再発防止策なしで原発を再稼動させることは、技術者の良心に従って本当に正しい事かもう一度考えてください。
  4. 是非、事故が起きたときに被害を限定する対策を考えてください。事故が起きないから安全という言葉を信じませんが、事故が起きても被害を限定する方法があるなら、役に立つときは絶対にあります。
  5. 仮に技術者の良心として必要だという対策を経営者が取らないと決めた場合は、貴方にはコンプライアンスを盾に従わない権利や告発する権利があります。
    貴方の告発が正しいのなら、私は貴方を守ります。

 

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投稿者: hideomochizuki カテゴリー: blogs タグ:

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