なぜ日本社会では「やったふり」が横行するのか

英国など欧州では、行政組織は基本的に「プロジェクトベース」で作られる。もちろん、財務省や外務省のような主要官庁は改廃されないが、その内部の部局や外庁などは柔軟に設置したり、廃止したりできる。また、終身雇用・年功序列はなく、必要な人材を柔軟に集められる。組織内部で職員が自動的に昇格することも基本的にない。昇格したければ、公募に願書を提出し、外部からの応募者との競争に勝たなければならない。これは、民間企業や教育機関でも、基本的に同じだ。

プロジェクトベースで組織が作られる場合、組織や人材は基本的に「成果」で評価される。また、そこでキャリアアップをしようとする人は、公募に受かる必要があるので、外部で通用する「成果」を積み重ねる必要がある。だから、仕事を「やったふり」する余地はない。

一方、日本の官僚組織・企業は、基本的に終身雇用・年功序列だ。だから、まず所属する組織を守ることが重要になる。人材も、組織防衛への貢献が評価基準になりがちだ。その上、「縦割り行政」に代表されるように、組織が持つ権限が明確に分けられ、硬直的で改廃が容易ではない。

だから、組織の構成員は、組織の権限の範囲内で何ができるかを、まず考えることになる。組織の権限を超えることには手をつけなくなるし、組織に責任が及ぶリスクは徹底的に回避することになる。結果として、実際の「成果」はどうでもよくなり、組織のための「やったふり」が横行することになる。

引用元: シューカツから事業仕分け、円高対策に原発まで なぜ日本社会では「やったふり」が横行するのか|上久保誠人のクリティカル・アナリティクス|ダイヤモンド・オンライン.

 

なるほどね。

私は組織防衛という概念が希薄で、どっちかというとチーム本位な性格をしている。
部署が違っていても同じ仕事をしている人を大切にしている方。

だから、組織防衛を重視する上司には嫌われていたのか。

 

 

 

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投稿者: hideomochizuki カテゴリー: blogs

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