GWクルーズ旅行(4/4)次回への反省

事前情報

・近くの道路に車が走っているという程度の騒音で眠れない人はクルーズ旅行に向かない。最初からやめておいたほうが良い。
・クルーズ旅行は一見高く感じるが、GWに10日間海外旅行に行って、ご飯を食べてショーを見る事を考えると意外と割安。結局夫婦二人で44万ぐらいかかったが、GWにラスベガスにツアーに行って、毎日ショーを見てディナーを食べただけでも44万を超えるだろうと思う。
・船での生活が暇かどうかは本人次第。私は忙しかった。
・社交ダンスが趣味なら、クルーズ船はお勧め。社交ダンスイベントだけでも忙しい。
準備
・役に立ったのはドアに引っ掛ける物干し。小さい物干しハンガー。あとは捨てても良いようなハンガー。長期間の旅では洗濯は必須。タオルドライである程度乾くが、それでも干す必要がある。
・寝巻き兼用に持っていったボディコンバット用ジャージが役に立った。これ1枚で寝巻き、スポーツ系イベント、昼間の普段着(長ズボンなのでダイニングでランチを食べるときでも使える)。スポーツジムなどでダンス系のプログラムをやるなら、ダンス系ウェアを買っておくと良いと思う。これが2枚あれば昼間は万能に使える。
・無くて困ったのはノートパソコン。とにかく持ってゆくべきだった。デジカメのデータを吸い出すことでSDメモリ容量を考えなくて済む。それに日記をつけられる。
乗船後の生活
これは自分の趣味に合わせてどうぞ。としか言えないが、私の基本スタイルはこんな感じ。
・とにかくイベントには積極的に飛び込む。
・ただし、駄目なら次に行く。
・朝日を待ったり夕日を待つための居場所は14階のカードルーム。ウィンジャマーカフェから飲み物とクッキーを持ち出してのんびり見物。
下船時の注意
SeaPassカードは首にかけておく。服の下に入れておいてでも。最後に頼りになるのはこれ。
パスポートを預けることになった場合、コピーは持っておく。
オプショナルツアーの時間ロスの原因は点呼。点呼をしやすいように整列することが大切。
USドル万歳。USドルで持っていればあとはどうにかなる。
個人行動をする場合は、持っている口座に対応したATMを使うか、最初に銀行で現地通貨を得ることが大切。

GWクルーズ旅行(3/4)旅行後半

6日目。香港観光。

返還前なら、地図を見ながら好きなところに行けるし、どこに何があるのかを思い出すこともできるが、今はちょっと不安なので、船のオプショナルツアーを選んだ。水上レストランの予約方法なんて知らないし、ホテルに滞在するわけでもないので、ホテルスタッフに依頼もできない。
ガイドのミランダがすごく優秀だった。船のレートよりも良いレートで換金するためのお金を持っていたり。換金は1万円単位だけどね。
ミランダの話がすごく参考になった。
・10HKDでシルク100%のネクタイが本当に買えるのか考えて買おう。店の人は「本当にシルク100%だ」と言う。
・値札がついている店はその値段。値下げも値上げもない。
・値札がついていない店は交渉次第。
まずは、お寺観光。ぐるぐるな線香が有名。2週間燃えるらしい。
といってもあまり大きくないので、すぐに終わる。
ビクトリアピーク。有名な観光名所。休日に個人旅行だとかなり大変だ。しかし、ミランダが優秀なのでさほど待たずにトラムに乗って頂上に。
本当に写真を撮って帰るイメージ。
昼食。普通に飲茶。場所が変わっているだけで、あまり味には変化がない。それでも美味しいけどね。
コーズウェイベイ。フィリピン人メイドが浜辺でバーベキューしている。
日本人でも将来的に参考になるかもしれない、ミランダによる香港住宅事情とメイド解説。
・香港は東京よりも住宅価格は高い。なので普通の人はマンションに住んでいるが、香港の法律では以前まで9階建てまでの住宅にはエレベータが要らなかったので、9階まで歩いてゆく人も居る。もちろん、そうしたほうが家賃が安い。
・子供が居る夫婦がメイドを雇う。子供が居ない夫婦は普通雇わない。
・香港は学校の授業料月額4万円と高いので、フィリピン人のメイドに子供の勉強も見させながら月5万で雇ったほうが安い。ちなみにフィリピン人メイドは容姿が悪いほど採用率が高い。理由は浮気防止。メイドを選ぶのは奥さん。
・住み込みメイドなのでメイド部屋も必要で、家族と同じものを食べさせる程度には食費も必要。5万だけで雇える訳ではない。(東京都下の感覚で計算したら、追加の部屋2万と食費の追加3万として、合計月額10万ぐらいかかる。)
・それでもメイドさんは生活費無料で5万の給料が入るので、10年も働いてフィリピンに帰国するとフィリピンでメイドを雇う程度の家に住める。
アバディーンでお買い物。
飾り文字の色紙を買った。
ここで、オプショナルツアーの攻略法。(日本発着便にだけ使える)
実は集合時の点呼が時間をロスする原因。
ガイドは一生懸命人数がそろっているか確認しようとするが、ばらばらに居るととても苦労をする。
もちろん、点呼で全員が揃っていることを確認できないと出発しない。
誰が言い出したかわからないが、「5列に整列する」という方法を編み出した私のバスは、4箇所回る間に1時間近い時間の余裕を作ってアバディーンでの買い物時間に余裕を持って行き、帰りの道で渋滞に巻き込まれたのにもかかわらず時間通りに船に乗れた。
夜。
夕食時に、香港で乗り遅れた人が出たらしい。という噂話をしながら食事。その人はパスポートは船に預けっぱなしのはずなのだけど、どうやって帰れるんだろう?
ショーは印象にない。
夜のイベントに参加。イベントには積極的に参加するほうだけど、今回のははじけすぎた。
どのようにはじけたかは秘密だ。
8日目。終日航海。
このあたりになると、生活スタイルも固定してきた。
たしか、この日にアイスショーを見に行ったと思う。
すばらしいアイスショーだった。攻略法はわかりにくい観客席から入ること。
メインダイニングで食事。スモークサーモンが定番。ジュースはプルーンジュース。
その後洗濯。
その後私は主に社交じゃあないほうのダンス系のイベントに行く。
奥さんはカルチャー系。
待ち合わせしてメインダイニングで昼食。
その後私は主に社交じゃあない方のダンス系イベントに行く。
奥さんはカルチャー系。
夕方
奥さんと一緒に夕日を見に行く。場所はプレイルーム。
夜。
メインダイニングで食事。
その後ショーを見る。
その後、イベントに行って、12時ぐらいに寝る。
9日目。終日航海。
そろそろ荷造りを開始しつつ、普通に過ごす。フォーマルデー対策はこんな感じ。
つまり結婚式の二次会と思えばいい。
男性なら、普通に背広とネクタイでOK。シャツはYシャツの形をしていれば白でなくてもいい。靴は黒い革靴でいい。
女性の場合、最低限礼服用の黒ワンピースとアクセサリ。
10日目。朝から下船の準備。
カードを登録しているので、普通に下船するだけ。パスポートも返してもらえたし。
地震があったらしいけど、ぜんぜん気づかなかった。
スーツケースが破損していたりして、いろいろ困ったが、何とか家に着いた。

GWクルーズ旅行(2/4)旅行前半

乗船までの道のり
家から品川までは大荷物を抱えて電車。
休日とはいえ、昼からだったので、意外と楽。
国分寺で、和食限定で食事をした。結局居酒屋ランチ。
チェックインはあっさりしたもの。SeaPassカードをもらう。
これが10日間パスポートであり、クレジットカードであり、乗船証であり、船室の鍵でもある。
この時点でスーツケースを預けたので行動はリュックだけ。品川から大井埠頭までは専用の送迎バス。
出国審査はらくらく。この時点から船の写真スタッフが撮影している。ちなみに写真は買わなければいくら撮られてもタダ。
乗船してすぐにやると決めていたことをやる。ロイヤルプロムナードの探検とソフトドリンクオプションを使うかどうかの決断。
結論。プロムナードカフェのフリードリンクはコーヒー、ノンカフェインコーヒー、牛乳、お湯とティーバック、水がある。ジュースとかアイスコーヒーが飲みたいとか言い出さない限りは有料のドリンクは不要だった。
11階にもウィンジャマーのフリードリンクがある。カフェプロムナードの無料ドリンクのほかにレモネードとアイスティーがあった。
ルームメイクの人が避難訓練の前にいつどこに来いと説明に来る。彼とは航海中ずっとの付き合いなので、仲良くしておくのが大切。
脱出訓練は普通だった。
出航セレモニーを見学した。思っていたより豪華。
1日目の夕食。すごく混むし時間がかかると事前情報を得ていたので、11階のウィンジャマーカフェで食事。カフェテリアなので普通に食べたいものを選ぶだけなので楽勝。
1日目のショー。やっぱり混んでいたが、2階席に行けば視界は開ける。ショーの内容は乗っていない人のため秘密だが、とにかく凄かった。人間ってあそこまで柔軟になれるんだね。
船室での就寝。意外とエンジンの振動がするので、気にしない私は気にならないけど、奥さんは良く眠れなかったらしい。
2日目。終日航海日。フォーマルデー。
朝食はダイニングで。フレンチトーストは巨大なので注意が必要。サラダはサラダバーだし、1杯だけ無料のジュースがある。
普通にいろいろと設置。物干しとか。私にできることは幅広いので、何をするのかを選ぶ観点で考えれば良いと思う。
ZUMBAに参加。ちゃんと運動しないとね。スポーツジムもあるのだけど、鍵がかかるロッカーは1日10ドル弱と有料なので注意サウナの利用料だと思って払うのも手。タオルは使いたい放題なので、シャワーを浴びるならこっちの方が良いかも。
あと、ルームメイクは朝食ぐらいと夕食ぐらいに入るらしい。ここで大切なのは、ルームメイクの人(1日目の避難訓練の前にいつどこに来いと説明に来る。)
社交ダンス初心者講習会にも参加。正直なところ見えないので何をやってるのかすらわからない。さっさと撤退。
ベーシック英会話教室の様子を見たが、混雑しすぎて何がなんだかわからないので撤退。
夕食はダイニングで。ここで初めて航海中の夕食を一緒にする人と対面。
その後にショー。ここでも内容は秘密。
3日目。終日航海日。
カントリーウェスタンラインダンスに参加。ここから「社交ダンス以外のダンス」に参加することが増えてゆく。ボディジャムでの経験があるから、なじみやすいし一人で黙々と運動するのはちょっと自分に合わない。
ダイニングで夕食を食べた後、ショーを見る。
夜の行動は、ショーとダイニングとイベントに固定されてゆく。
4日目。九分観光。ちなみに誕生日
当初の予定通り、貴重品はウェストポーチか前ポケット、飲料水や重量物はリュックに入れることにする。
古い町だという事と、石段、「千と千尋の神隠し」の舞台だということは有名だが、お祭りのため、落ち着いてみれなかった、茶碗を買うべきかどうか凄く迷ったが、やめておいた。
その後、ダイニングのマネージャーまで来てハッピーバースデーを歌ってもらう。奥さんは動画を採り損ねたらしい。
5日目。高雄観光。
この日は個人旅行状態。停泊時間も6時間ぐらいと短いので、観光に行く時間も限られるし。
正直なところ、日本発着の船で台湾に行くならオプショナルツアーは要らないと思う。
地下鉄にも乗ってみた。普通の地下鉄だね。VISAのクレジットカードが使えるATMがあった。
近場を散策していたら、お土産屋を見つけたので入ってみた。
パイナップルケーキの値段が衝撃的だった。
賢い消費者である我々は、近くのファミリーマートでお土産を購入した。
香港や台湾なら、食べ物のお土産は近くのスーパーやコンビニで買うのがお勧め。
値段が書いてある店ではぼったくりも値下げ交渉もない。

GWクルーズ旅行(1/4) 出発前

一般的な情報は今のところ省略。

事前交渉
奥さんに「客船に乗ったことがないし、GWのツアーにしてはお得だし、ちょうど休みが取れる」という3つで交渉しました。
ちなみに資金は冬のボーナスをほぼすべて投入した50万円
事前の見積もりではこんな感じ。(一人当たり)
・旅行本体:139,800円(内側船室)
・諸費用:49,600円(港湾税、みなしチップなど)
・滞在費用、オプショナルツアー、お土産など60,000円ぐらい。
会社への交渉
・クルーズ船に乗ることを事前申告しておいた。
・船の電話番号はおしえておいた。旅行の日程は正直に伝えた。
・ネットワークから完全に断絶されることを申告しておいた。
事前準備
個人用の装備品として、こんなものを用意した。
・普段から使っているリュック(30リットルくらい。)
・フォーマルデー用の背広とネクタイ
・靴下(スポーツ用3足、ロング3足)
・チノパン2枚
・ポロシャツ2枚
・普通のシャツ3枚
・Tシャツ3枚
・パンツ(ユニクロのシルキードライ)3枚
・靴3足(普段用の靴、運動靴、フォーマル用の革靴)
・寝巻き兼スポーツウェア2組
・ザクティ(親からの借り物)
・デジカメ(普段ダイビングに使っていたもの、海用のカバーなし)
・充電器(カメラ、iPhoneなど)
・海外で貴重品を持ち歩くためのウェストポーチ
奥さんの荷物もプラスすると、2人で70リットル級のスーツケース1つ、機内持ち込みスーツケース1つ、リュック2つ(30リットル、25リットル)という荷物総量になった。
仕事の準備
・GW前に自分依存の仕事はすべて終わらせておいた。
・28日に全社員対象の研修とか言っていたが、上司と相談の上日程を変更してもらった。
・もちろん、休暇は申請しておいた。
オプショナルの選択
・HISの説明では、オプショナルツアーなしだと船が接岸してから降りるまで2時間待ち。(あとで嘘っぱちと判明する。個人行動で降りたほうが早い。)
・台湾(キールン)のオプショナルツアーは、台北経由で故宮に行っても滞在時間が2時間程度と極端に短い。故宮は次の機会にして、九份(以降九分)に行こう。
・高雄はどっちも選択できるが、自力で散策しよう。
・香港はイギリス領の頃ならともかく、今は中国なので正直不安。安全に船のオプションを選ぼう。
事前チェックインをしておいた。HISが現金払いを前提に事前チェックインしていたようだが、カード払いに切り替えて事前チェックインやりなおし。